「紀元前23000年からヴェーだの時代と言われ多くの占星術の記述が今も残っています。
それはヴェーダの時代からプラーナの時代(紀元前8300年前)ヒンドゥー教に伝わる古典、
マハーバーラタやラーマヤナ、バガヴァットプラーナにさかのぼり18人の聖仙(リシ)
によってつくられています。
占星術の古典と言われているのは紀元前3102年の最初の占星術家が編纂した
『ブリハット・パーラーシャラ・ホーラー・シャーストラ』からのちに続くジェイミニ、
ガルガ、ブリグなどと言ったものが主な流れになっています。
そういった歴史の古さには唯一記述が古くから残っているものと言えるでしょう。
皆さんがご存知である西洋占星術は記述がないものに対し有史時代の始まりから
きちんと受け継がれているものも注目すべき点にあります。
共通する星座や惑星はあるものの、解釈の違いが多く、
予測(プレティクション)が行えるのもインド占星術ならではのものとなっています。
日本で初めてインド占星術を持ち帰ったのが弘法大師空海と言われ、
それは中国版インド占星術(宿曜経)として受け継がれたものとされています。
「KNラオ氏の著書、清水俊介訳の書籍をベースにしますので個人的解釈が入る余地はありません。」